ぶどう （ピオーネ 多分）
年度毎の記録
| 2013_14 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
葡萄の害虫
今までこの葡萄の木で見つかった害虫は次の3種類。
＜●コスズメ＞
＜●ブドウスカシクロバ＞
＜●ブドウスカシバ＞
| ブドウスカシバ |
| その他ぶどうにつく害虫 |
ぶどう栽培マニュアル
雨対策
◎ ぶどうは、夏乾気候、生育期間に降雨の少ない環境を好むので、屋根を作った。
葡萄の木を植えて、とりあえずは、簡単に軒に這わせていたけれど、
ついに、蔓が伸びているのに取り付く島が無くなり、葡萄棚を作らなければならない事になった。（2013年5月～）
また、開花時期に雨に当たると極端に結実が悪くなり、また、雨をよけると病気も少なくなるとの事で、屋根をつける事にした。
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| 2014年2月11日 ﾎﾟﾘｶｰﾎﾞﾈｲﾄの透明屋根を付けた。渡した針金に沿って枝を這わせるように計画した。 | 2014年2月11日 葡萄の木の根元は、屋根無し。水分が根元には必要かと思い、全部覆うのは止めた。 |
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| 2016年6月 葡萄の木の根元の部分は、屋根無し。 しかし、果実が実ったので、屋根追加を試みる。 |
2017年5月 葡萄の木の根元にﾎﾟﾘｶｰﾎﾞﾈｲﾄの透明屋根を追加した。この部分まで、果実があったので。 |
土壌
ぶどうは、通気性がよい土壌、ｐＨが微酸性から微アルカリ性（ph6.5～7.0）の土を好む。
肥料
礼肥の種類：一般に窒素が主になる。また葉･樹の状態を見て燐酸･苦土のみ施肥する場合もある。
「千代田化成」、「ＮＫ化成」、「硝安」など１０ａ(1000㎡)当２～３袋 ⇒1㎡当 １袋の０．２～０．３% 。
もしくは 「鶏糞」 １０ａ(1000㎡)当１０～２０袋 ⇒1㎡当 １袋の１～２％を与える。
鶏糞
窒素2～5％ リン酸2～4％ カリウム1.5～3％ その他、カルシウムやマグネシウム、マンガンも含む。
醗酵鶏糞：
窒素 3.65% リン酸 8.84% カリウム 2.78% 石灰 11.33% 苦土 1.37% PH 8.2%
礼肥：
⇒ 2014年? 礼肥として、何が良いのか不明であったが、鶏糞（発酵？）を、ぶどうの根の周りに軽く穴を掘り施肥した。 量も不明なので取り敢えず撒く。 時期は、10月初めか、中ごろ。
⇒ 2015年 葡萄の主枝が虫で枯れたので、肥料をしなかった。
⇒ 2016年9月14日 発酵鶏糞を程ほどに（5握りぐらい？）袋から、土の表面にばらまいた。
⇒ 2017年9月14日 発酵鶏糞を袋の5～８パーセントぐらい（15握りぐらい？）土の表面にばらまいた。
⇒ 2019年11月12日 少し前に粒子状の肥料（古いので名称不明）をまいたが、改めて鶏糞（古い）を土の表面にばらまいた。
⇒ 2020年11月1日 粒状鶏ふん（850g 有機肥料 醗酵済み）を表面の土に混ぜ込んだ。
⇒ 2021年10月後半 乾燥鶏糞（古い）を土の表面に混ぜた。
⇒ 2022年10月23日 「古い土の再生」を土の表面にまき、後日混ぜた。 この肥料を使った理由は葉の変色による見立てからマグネシウムが不足してるらしいので、それを含んだこの肥料を使った。
元肥：
⇒ 2014年 10月初めか、中ごろ以後、ＥＭ菌で、処理した生ゴミを根元に埋めた。
⇒ 2018年1月2日 ”カルシウムがいっぱいの油かす”の袋（300g）を全て葡萄の根元の周りに軽く穴を掘ってうめた。（選んだ理由は、店の勧めた銘柄）
⇒ 2019年3月19日 ”醗酵油かす”を撒いた。（写真があるので多分、その頃、撒いたのだろうと思われる。）
また、毎年１㎡あたり１kg.ほど完熟堆肥を土壌表面に施すと効果的です。
⇒ 2019年11月後半か12月に油かす入りの肥料を撒いた。
⇒ 2021年2月10日に油かす入りの肥料を埋めた。
肥料を施した葡萄の根元。
⇒ 2022年2月23日?に油かす入りの肥料一袋を埋めた。
⇒ 2023年3月27日に油かす入りの肥料300g?をまいた。
剪定
＜剪定の目的＞
・ 新梢に、充分に日光が当たるようにする。日陰に枝葉が伸びても無駄になる。
・ 余分なところに栄養が行かないよう枝を切る。
・ 枝葉が混み合うと害虫や病気が出やすい。
＜ぶどうの節＞
下写真は、半分に割った、ぶどうの芽の出る節。
内側の薄い茶色の物は綿状になっている。
2015年3月14日 葡萄の枝の構造
＜剪定時期＞
完全に落葉した後（12月中旬ころ）から発芽前（3月中旬ころ）まで（休眠状態）であればいつ行っても良い。
なお、枝を切ると、樹液が出る状態では、休眠状態ではない。
〇 なお、古い枝を切り詰めたければ、この時期に切って構わない。
＜剪定方法＞
ピオーネは、長梢剪定となる。（樹勢が強い）
長梢剪定 |
短梢剪定 |
樹勢の強い品種に適用 |
樹勢の弱い品種に適用 |
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前年伸びた枝の基部から7～10芽残す。 |
前年伸びた枝の基部から1～2芽残す。 |
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【岐肩 きけん】房の肩の部分。開花前に切り取る。
【果軸 かじく】房の中心にある軸。
【支梗 しこう】果軸から分かれた軸。
【副梢 ふくしょう】葉のつけ根にできた脇芽が伸びた蔓
【腋芽 えきが】枝の先端ではなく葉のつけ根にできる芽。脇芽（わきめ）。
主枝を太らせたいときは摘んで、反対に枝数を増やしたいときは主枝を切り詰めて腋芽を残す。
【結果母枝 けっかぼし】前年に伸びた枝。今年新梢が伸びる枝。
【新梢 しんしょう】今年伸びた枝
＜ぶどうの実のつき方＞
前年枝（結果母枝）のわき芽が、３～４月に動き出し新梢（結果枝）が伸びて、花はこの新梢の葉腋に花房となってつく。
新芽が少し伸びると早くも葡萄の赤ちゃん「花芽」が顔を出し始めます。
通常一つの芽に２個の花芽がつきますがこの「花芽」がつくとその年に葡萄の実がなることの証しとなります。
芽欠き
目的 ： 芽数を制限することにより、残された新梢（しんしょう：春に伸びる枝）の生育をよくすると同時に、生育の勢い、日当たり、来年の枝ぶりを考えての具合を揃える為。
・先端側を使うと結果母枝部分が長くなってしまうのでできるだけ基部の芽を使う。
・同じような芽ならば上の方の芽を摘み取る
・芽元が細くて弱々しい芽は摘み取る
・花穂のついていない芽は摘み取る
・状態の良い新芽を選別し、他の新芽を落とす
誘引作業
作業効率を良くするため、風による影響を防ぐため、また枝をひろげることにより葉に光をあてやすくし風通しをよくするために行います
葡萄の房作り
葡萄の花穂はほうっておくと栄養が分散して果粒のつきが悪くなります。
そこで開花前に「房作り」を行います。
方法は先端部分を写真のように房の下部３～４ｃｍを残して上部は切り取ります。
房作りによって栄養が房全体に行き渡り粒つきが格段に良くなります。
摘房
果粒が小豆（あずき）大になる頃、果房を間引く作業「摘房」を行います。基本的には１㎡に５房程度、１本の枝に１房となるよう思い切って間引きます。
ぶどうが徐々に色づき始めました。この時期を目安に行われる作業の一つ「摘房」を始めました。
ぶどうの房は通常、１つの枝に２つ房が付きます。
２つの房をそのまま収穫することももちろん可能ですが、糖度が上がらなかったり、形が良くなかったりするので、全体のバランスをみて房を落としていきます。
落とす量は、栽培者やぶどうの樹によって変わってくるので一概にどのくらいとは言えませんが、2房ある状態を「２」とするならば、「1.5」以下が普通だと思います。
摘粒（てきりゅう）
ぶどうの粒を間引く作業を摘粒と言い、粒同士の押しくらまんじゅをなくし、粒を太らせ、粒ぞろいが
良くなる。
果粒が大豆大からパチンコ玉大になると「摘粒」を行います。巨峰などの大粒種は１房３０粒程度が基本です。
自然のままに育てたぶどう房だと、房の肩に出っぱった部分を作ったり、大きくなり過ぎて間延びした
ような長すぎる房になったりする。
摘心（てきしん）
摘心とは、新枝の先端を摘み取ること。
ブドウの摘心では、指先や爪で新枝の先端をちょっとだけ摘み取る。
※ 摘心の目的は、勢いのよい枝の勢いを抑える事。 弱い新梢を摘心すると、その後の新梢がまったく伸びず、房が大きくならず、味も落ちる。
※ 摘心すると、枝の伸びが一時的に抑えられて養分が貯えられる。
その結果、養分が果実に行き渡る様になる。
※ 目強く切り詰め過ぎると、勢いのよい芽が横から伸び出てしまう。
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| 2018年5月20日 赤〇部分を切り取る。 約半分の葡萄に対して行ったが、残りは、枯れるかもしれないので、様子をみて、追って実施する。ぶどうが大きくなると球がつぶしあって、結果的に切り取った部分の大きさの葡萄にしかならない。無駄に栄養をしないため。 | |
ぶどうの袋かけの目的
病気、害虫、鳥、風雨から果実を保護し、果実に直接農薬がかからないようにするために果実袋をかけます。
カラス・アナグマ・ハクビシンに葡萄を食べられないようにするため、 すべての房ではありませんが、袋がけをしたあとに「玉ねぎ用ネット」 をかけ「笠かけ」を行います。
ぶどうの袋かけ 開始時期
「新開始時期」 ※最近の指導
病気にならないようにするため、摘粒後早めの袋かけの指導に変更になりました。
「旧開始期」 ※昔の指導
まだ熟す前の緑色をした果実に一粒だけポッと薄赤紫色に色づくことを、 「飛び玉」といいます。
その飛び玉が出たら、袋がけを開始していました。
この頃袋かけ作業を行う時期ですが私の場合は雨除け屋根があるため袋かけは行いません。