当古
年 月 日 撮影
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「姫街道」の「当古の渡し」は先程通行を断られた道の延長にあり、現「当古橋」の少し上流にあったとされ、昭和９年に鉄橋が出来るまで渡船は約300年続いた（50）。
当古橋を渡り左折し、下流約100程の所には、家康より渡船の権利を得ていた「旧中山家跡」（51）があり、「当古橋公園」として整備されている。堤防上からは下流やや右手にに大きな木が5～6本見え分かり易い。
「当古橋公園」から橋の西側に戻り、国道を横断し堤防下に下りる（44）、「当古橋」西側の集落では右に文政2年（1819）の「常夜灯」（45）を見て国道に合流する。
合流地点から「熊野神社」辺りまでは現在廃道となっており通行は不能である、したがって現国道を行く。三谷原神社から金剛寺間に75番目「三橋一里塚」が存在していたが現在は廃道になり、正確な場所は判らないと言う。
熊野神社から先、約200ｍ程進み右折、道路から僅かに入った地点には享禄4年（1531）建立の国重文「三重塔」（頁頭）と、力寿姫縁の「三明寺」が有る。此処でも又、お姫様である。
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